高空気圧タイヤ内のリムフラップ

最近、ロードバイクに乗る人が多くなった。ホイールに高い空気圧が必要なタイヤが最初から付いていた場合はともかくとして、25c以上から23cや20cなどの細い物に換えたときにはリムフラップも頑強な物に換えましょう。
    私が利用するタイヤは700×23cで7.0〜10.5 bar (100〜150 P.S.I)の空気圧が必要。もともと25cのタイヤで走っていた私にはリムフラップの重要性が分かっていなかったため、高圧タイヤを履かせてリムフラップを柔なゴムの物のままにしていたら、最初のツーリングで数十km走行するごとに一度パンクした。空気は一気に抜けず、ゆっくりとリークする。最初は原因が分からず、そのツーリングで何度もチューブを交換しパッチを貼り、もう成す術がなくて空気が抜けたらポンプで補充するということを繰り返しながら家までの数十キロを走った覚えがあります。帰宅してから空気の漏れた個所を調べてみたら、みんなタイヤ側(外側)ではなくリムフラップ側(内側)に開いている。それでゴムのフラップでは空気圧に耐えられずスポークのニップル用の穴にチューブもろとも沈み込んでしまうのだと想像できた。可塑性のないゴムのフラップ自体には何の痕跡も残らないので想像しかできなかったのだが、その後に使ったビニール粘着テープ様のリムテープを使ってみて柔らかい物が役に立たないことがはっきり分かった。その後頑強な樹脂のフラップ (Schwalbe製) に換えて全く問題がなくなった。

b0113219_22112696.jpgb0113219_22113531.jpg写真のフラップは硬質の樹脂フラップだが5000kmほど走った後にはこんな具合に穴に沈み込んで伸びてしまっている。材質がゴムやビニルだったらひとたまりもないのだ。特にヒルクライム後の長い下りをブレーキを掛けながら降りると、リムはアイロンのように高温になる。ということはタイヤやチューブやリムフラップにはかなりの負担になる。熱が加わるとフラップは少なからず柔軟になる。リムフラップは固めの丈夫な物が良い。写真のようにニップル穴に押し込まれて伸びたら交換を。ロングツーリングで激坂を何度も下ってリムを熱くしてしまったらリム内部を点検してみてください。富士あざみラインの下りとか大変なもんです。空気圧を抜かないとチューブがバーストし、カーボンは焼けて割れるという惨事に見舞われます。それぐらい熱くなるのでフラップは熱でも柔にならない固めの物が良い。


スポークニップル用の穴を塞ぐ樹脂製のプラグも存在する。高いけど。Veloplugsといいます。
私のバイクは前20h後25hで計45個の穴がリムに開いています。それに栓をすることでリムフラップに代えてしまおうという商品で、新製品の黄色いプラグは 8.5から9.3 mmの穴に対応します。赤いのは8mmを超えると穴に詰まらずにユルユルになるために使えなかったことも多いようです。赤いのは72個入りでした。スポークの数が少なければ少ないほどリムフラップとの差が大きいようで軽量化に貢献するということです。ま、理屈ですわなぁ。それにチューブによる圧力で伸びるということがないと想像できる。リムフラップのようにたびたび交換する必要はないように感じる。

最近はスポークニップル用の穴がチューブを収めるリム内にないホイールもある。これならリムフラップの心配はしないでいい。

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by hills_mountains | 2009-03-10 22:14 | 自転車パーツ・用品 | Comments(0)

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