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東北電力の老兵:東新潟火力発電所港1号機再始動に向けて点検中

東北電力22日のプレスリリースによると、発電効率の悪さや38歳という年齢を考慮され、平成22年4月より長期的に戦力外とされて休眠していた発電所が復活するやも知れない。只今6月上旬の運転再開を目指し、これまでの定期検診に加え、戦力となりうるかどうか細部を入念に検査されている。

これが復活者のデーターだ。
<東新潟火力発電所港1号機の概要>
 ○所在地   新潟県北蒲原郡聖籠町東港1丁目1番地155
 ○出力     35万kW
 ○運転開始  昭和47年11月
 ○燃料種別  LNG・重油(混焼)

 これに合わせて、東新潟火力発電所3号系列(出力109万kW)および4号系列(出力161万kW)は、設備能力をギリギリまで頑張ってもらえるよう運用を見直し、3月17日より増出力(最大21万kW増)で運用されうる運びとなった。

 発電所が少なくなったらこうするしかないはなぁ。あとは自前で電気を起こせる小型発電所を有する事業所は積極的に使ってもらうとか新たに導入するとかして社会的責任に関わる社会貢献の一つとして発電してほしい。余ったら売電してもらいたい。今問題のプラスチック容器包装などペレットに加工せずに釜に焼べるボイラーぐらいあると思うけどなぁ。紙繊維再生工場が牛乳パックにラミネートされた極薄のプラスチック膜を分離した後、それを他の残滓とともに燃料にして工場の需要電力の一部にしているというようなことをテレビで見たことがあるし。

 震災の全壊家屋の木材を燃やす木質発電というのも考えられる。復興のための電力需要の一部を担うだけでなく、廃材の有効利用ともなるはずだ。大きな出力の発電所ばかり考えず、民間や自治体が所有する自家発電機ももっと視野に入れてもらいたい。一戸建てや大型の建造物への太陽電池パネルの設置もこんな時には最高の社会貢献と見なされよう。これらの自前の発電で生まれた電力のうち自分たちで使い切れなかったらもちろん売電することができるようにする。東京電力や東北電力への電力需要は少し減り、しかも電力会社に余った電力を融通できる。
by hills_mountains | 2011-03-23 18:28 | 震災復興・予備 | Comments(0)

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