カビ取り一発で頑固な洋式便器のカビなどの掃除→ウォシュレットの分解掃除

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ゲル状カビ取り剤を今度は洋式便器の裏側の頑固なカビに試してみた。風呂のカビと違い尿石と一体になって固くなっているので分厚くまとわせて1時間ほどおいて濯いだ。
 
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だいたいこんな感じでほぼカビが消えた。ちなみに前に掃除した時は細目の耐水ペーパーを使って汚れを研ぎ落とした。クレンザーでは完全には落ちなかったから。
 
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残念ながら少し残った部分もある。水が流れ出てくる穴の内側や周りに汚れが残るのは、塗布している時に残った水で少し薬剤の効き目が薄れたのかもしれない。あと一度塗布すれば完璧だろう。家には2つトイレがあったので両方ともここまでは同じ工程だが2階のトイレにはウォシュレットは付いておらずこれにて清掃終了。
 一階のウォシュレットのノズル周りも非常に汚かった。一旦電源プラグを抜き、再度プラグを挿すと、ノズルが伸長してから格納される。一番伸びたところを見計らって電源プラグを抜くとノズルが伸びたまま止まる。その状態でカビ取り剤を塗って上から見た分にはきれいに見えるようになったが、カメラで覗き込むように撮影して確認してみると異常に汚い。
 
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この状態で綿棒でチマチマと掃除してもきれいになるはずもなく、次に試してみたのがエアコン用のスプレー洗浄剤。これは汚れの種類が違うのであまり効き目がなかった。よって分解するより他なしと踏んで解体を試みた。このウォシュレットは20年以上前のC1097型。これを分解している図などはなく、ブログを一件だけ見つけたが、カバーをはぐったところまででそれ以上の分解例はなかった。手探りでやっていくほかはなかった。
 最近の型の方が中の電子回路基板が複雑かもしれないが、案外簡単に組み付けられるようにモジュール化されていて、オーバーホールは楽かもしれない。どうなんだろう。最近の家電では内部清掃がやりやすくなってきているが、一番清潔でなくてはならないようなトイレ製品はどうなっているのかな。
 
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上から覗き込むと見える背面のネジを3本と温度調節ノブが格納されている場所の蓋を開けたところにあるネジを外すと上部カバーが外れ、タンクや操作部基盤、電源部やノズルのモーターの基盤が乗った本体下部が残るのだが、上部カバーがなかなか外れず手こずったため、水道管の止水弁を閉じてから給水パイプを外し、便器に本体を固定するための樹脂ナットを手探りで探して手で回して外してウォシュレット一式取り外し、広いところで作業することにした。

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本体と便器の隙間はこのように汚く、手前の黄色い部分は悪臭の元であると思われた。黒く見えるのは煤。これらの汚れは簡単に払拭できる。
 
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水で湿らせたスポンジで拭っただけでこのとおり。

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上部カバーを外すことができ、内部の汚れを確認。本当は見せたくなかったが清掃前と清掃後の比較のためと、説明のために載せざるを得ない。この機種には乾燥機能がないのでヒーターとファンが搭載されるべき場所には何もない。温風の吹き出し口になる場所(ノズルの右)は蓋が取り付けられているがその辺りも非常に汚い。ノズルの下も汚いのでノズルユニットごと外さねばならない。
 
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便座ヒーターに給電しているケーブルのソケットを抜く。工具はいらない。

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ノズル伸縮モーターに給電しているケーブルのソケットを抜く。工具はいらない。白チューブを固定しているピンチをプライヤーで緩めてずらし、白チューブを抜く。2本の黒いネジを抜けばノズルユニットが外せる。

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さらに側面の2本のネジを抜く。
 
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モーターの軸に小さなドラムが取り付けてあり、ステンレスのベルトが巻き付いている。このベルトの繰り出しと巻き取りでノズルがピストン運動する。
 
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鞘の部分を抜くとこうなる。モーター付きの方はこれ以上は分解できないものと考え、このまま掃除する。モーターと金属バンドで繋がったノズルは分解する前にかなりきれいにしてあるので先端の樹脂部と一番外側の白いカバーのいつも水が掛かるところにこびりついた石のような物をマイナスドライバーの先で優しく丁寧に搔き落とした。モーターを濡らさないように注意しながら先端だけ濯ぐ。
 鞘の方はまず歯ブラシで柔らかい汚れを落とした後はマイナスドライバーで固い汚れを優しく搔き落とす。先端のパーツは取り外せる。細かい作業だが表から見える部分なので根気強く作業する。
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きれいになった物を組み直した状態。ノズルユニットの下側。
 
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ノズルユニットの上側。非常にきれいになった。
 
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無用の温風吹き出し口を閉じるためのカバーは簡単に外せる。

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めくるとこうだ。この汚れも歯ブラシで擦りながら洗うときれいになる。

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ノズルユニットの固定されていた部分とその右側が非常に汚かったので、ノズルの制御基板とその下の電源トランスのネジを抜いて外し、洗浄する部位から遠ざけてこのように操作基板の上辺りに固定しておく。今回は手拭いにしたが大事をとってビニール袋やラップで固定しても良いだろう。
 
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この状態で本体下部の中央と右側(この写真の左の方)を歯ブラシと石鹸で洗浄し、固い汚れはマイナスドライバーで優しくこそげ落した。

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便器に接する下側もきれいにする。そして水気を拭いて乾燥させる。

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今度は、便座カバーと便座を本体上部カバーに繋いでいる樹脂の軸をマイナスドライバーでやんわりとこじって左右とも抜く。
 
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便座は既にきれいにしてあるので何もしない。ヒーターが仕込んであるので水洗いはできない。
 
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便座カバーと本体上部カバーは水洗いする。
 
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カバーの内側、ノズルの上辺りは一番汚れている。石鹸とブラシでよく洗ってきれいにする。
 
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乾いたら元通り組み立てておく。

 
本体下部もよく乾かす。ネジ穴に入った水は紙縒りを挿して水を吸い出しておく。特に電源トランスが嵌まる部分に水が残っていないかよく確認し、全体が乾いていたら外したパーツを元に戻しネジ止めしていく。
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ノズル洗浄用の透明のチューブはノズルの真下の位置に来るように元通り嵌めておく。トランスと基板を元に戻し、ネジで固定する。
 
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白チューブをノズルに繋ぎ、プライヤーでピンチを緩めて元の位置に戻しチューブを固定する。
  
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ノズルユニットを固定するネジを締める。
 
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ノズル制御基板にノズル用のモーターから出ているケーブルを繋ぐ。

 
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便座ヒーター用ソケットを戻す。すべてのケーブルを元通りの位置に固定する。
 
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温風吹き出し口のカバーを戻し、中に水分が入らないようにシリコンシールを注入し埋めてしまった。
 
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便器に本体下部を乗せて、プラスチックナットを手で締め込んで固定する。
 上部カバーと便座のセットを被せる前に便座ヒーターから伸びているケーブルをソケットにつなぎ、ケーブルを元通りに這わせる。上部カバーを被せてネジ止めする前に、アース線を繋ぎ、電源プラグを挿して通電する。ノズルが正常に動くかテストする。
 
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上部カバーを本体に被せてネジ4本で固定する。
 
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一本はこの位置。この後、温度と水勢調節用のノブを挿し込んで組み直し終了。
 
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このようにきれいになった。ノズルも清潔だ。
 給水パイプを本体にねじ込み、止水弁を開ける。水漏れはないか確認。
便座の後部に腕を乗せ、人感センサーを働かせてシャワーボタンやムーブボタンを押し、ノズルの動きに異常がないか、正常に水を噴射するかテストする。機能も元のまま正常なことを確認し、掃除終了。

今回の体験で、もしも新品に交換することになった場合、自分で便座セットを購入し取り付けできそうだ。オーバーホールよりはるかに簡単だ。

 


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by hills_mountains | 2014-07-28 23:59 | 家電や住設のメンテナンス/修理 | Comments(0)

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