引き違い戸の網戸の正しい位置 〜 右か左か

ここ一週間の間にゴキブリの成虫を2匹退治した。よく網戸で通気している戸から侵入したのだと思われた。あんな大きな物が入り込める隙間があるのだと考えられ、網戸を点検した。どうも隙間を無くすためのモヘアが劣化しているのだと思い、よく調べてみたら大切なことに気付いた。
 今まで気にしてなかったため、部屋に入ってくる風の流れを考えて網戸は右にやったり左にやったりしていた。しかし、網戸が隙間なく接することができるのは引き違い戸の外側の戸の中央の枠だ。ふつう右のガラス戸サッシは内側、左のガラス戸サッシは外側だから、網戸は右になければならない。

 網戸の左右にタイト材といってサッシ枠と網戸枠の間の数ミリの隙間を閉ざすモヘアが上端から下端まで取り付けてある。ケバケバの物を見たことがあるだろう。これは30年ほど交換していないので毛先が広がって荒れているがまだかろうじて役目を果たす。
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 網戸が右にあると、網戸の左枠のモヘアと外側(=左側)のガラス戸の右枠がぴったり接して隙間がなくなる。蚊やアブラムシなどの小型の羽虫も通さない。以下に図示する。(1)は窓が閉まった状態。(2)は窓を開けた状態。

(1)網戸右寄せ、通気なし
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(2)網戸右寄せ、通気あり。
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 その逆をやると実は隙間だらけになる。網戸を左に寄せて外側のガラス戸を右に開いたら下の写真のようになる。ガラス戸を全開にしてもモヘヤの先端とサッシは接触せず、大きな隙間が開く。それでも虫にとっては絶壁に挟まれた細長い通路であり、飛行しながら通過することはないと思う。這うことのできる虫は入ってくる。自宅の場合、たまに蚊が入ることがあるなとは思っていたが、真っ昼間はあまり虫は入り込まない。しかし夜間は蚊やゴキブリは活発になり家屋に近づき網戸やガラス戸に取り付いて入口を探るからこの隙間を見つけて入ってくるのだろう。室内照明が外に漏れているともっと多種多様な虫が入ってくる。
 下の写真は部屋の中から撮影。モヘアはサッシ枠と向かい合っていない。ガラスとモヘアの間にはかなりの隙間が空いてしまう。
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この状態を図示する。

(3)網戸左寄せ、通気あり。襖や障子とは違い、サッシの場合には、指を詰めたりクレセント錠を壊したりしないように戸は全開しないように樹脂のブロック(図には示していない)が取り付けてある。
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 どうしても網戸を左に寄せて通気し、しかも虫の侵入を防ぎたい場合は粘着剤付きの毛足の長いモヘアテープを下の図の赤く示した場所のどちらかに貼るしかない。
 左の案では左ガラス戸の枠に貼付け、網戸の枠にも網にも先端が触れる長さのモヘアが必要。右の案では網戸の右枠に貼付け、ガラスにもガラス戸の右枠にも接する長さが必要。この図だと右の案はモヘアの長さがかなり誇張されてしまっているが、どちらの案の場合も15mm前後の毛足は必要だと思う。通常の品の場合、毛の高さは9mmほど。自宅のサッシは不二サッシ製で30年前の製品。色々なデザインがあるのでモヘアの高さがどれぐらい必要かはよく調べないといけない。
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自宅ではどうしても網戸を左に寄せて左のガラス戸を開けなくてはいけない理由はないから、図(2)の正規の状態で通気することにする。



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by hills_mountains | 2014-08-13 15:04 | 生活一般 | Comments(0)

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