よく研いであるカンナでまな板の面出し

うちにはポリエチレンなどのプラスチックのまな板はない。それらを使っていたこともあったが、包丁で傷ついてくると、汚れが染み込んで黄色くなってくるし、削り直して綺麗にすることが難しい。捨てて買い換えることになる。それが嫌で再度購入することはなかった。
 最近は集成材のまな板などが多いが、木目の順目逆目を全く考えずに接着されているから、鉋は使えない。安くても一枚板のまな板の方が、鉋が使えて良い。昔なら鉋屑は焚付けにするのだろう。バーベキューなどよくやる人は着火剤の代わりに利用しても良いだろう。だんだん薄っぺらになっていくまな板は、もうまな板として使えないほどになったら、別の用途に使っても良いし、薪にもできる。捨てるとしてもプラスチックの板よりは処理が楽なはずだ。
 
 このまな板は大昔スーパーマーケットの催事場で売られていた安いものだが、削りに削って板厚は半分ぐらいになった。だけれども反ったり割れたりしていない。写真の面は普段は使わない方。シミが見える。おもて面は魚や肉を切るために使っている。そちらは包丁で表面の繊維が切断された傷が多い。
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 先日綺麗に研磨しておいた鉋を使って表面を削り取っていくとこんなに綺麗になる。しかも表面が非常に滑らかで光をよく反射するくらいだ。汚れも浸み込みにくく匂いも付きにくくなる。
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 もう一枚野菜用に大きなまな板がある。こちらも千切りやみじん切りをすることが多いので表面が切り傷で荒れてくる。それも鉋を掛けるとツルツルの面になる。
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 これで気持ちよく料理ができるというものだ。電気鉋やベルトサンダーなどの電動工具ではこう艶々にはいかないはずだ。伝統工具は素晴らしい。

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Commented by 九十九青春サイクリスト at 2016-02-12 20:56 x
素晴らしいのは工具ばかりではありません。hillsさんの腕も大したものですね。
Commented by hills_mountains at 2016-02-13 13:31
恐れ入ります。自分で道具を調整できれば、使うのも上手くなるようです。自分で刃こぼれを苦労して直すと、立木の重心や木目を読んで無茶な使い方をしなくなるため、切れ味を大きく損ねることもなくなります。手入れのしにくい特殊鋼などは替え刃式で便利ですが、逆に作業下手を育ててしまっていると思います。
by hills_mountains | 2016-02-11 23:59 | 生活一般 | Comments(2)

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