二子山山系自然保護協議会の作業体験を見学。映画HOMME-LESS

 自転車で葉山町の丘陵部の現場に出掛けた。北風ゆえ追い風に乗って国道16号を逸見まで南下。逸見から池上十字路までも快走。そこから葉山方面にいくつか坂を越えて現場へ。何か看板でもあるのかなと思いながら県道27号を流すもそれらしいものはなく、信号の地名とバス停の地名を頼りに探す。木古庭という地名が出てきてその信号の脇に川が流れていた。寺の入り口でもあるので「寺前谷戸」がある条件が整っている。が、そこは集合場所より一つ手前の集落。本当はもう一つ丘を越えて上山口に行かねがならなかった。上山口小学校前というバス停が見つかり、道路から川と集落と寺の屋根が見える。ここに違いないと集落の方に降りたが、看板はなく川沿いを進むが違うような雰囲気だ。集落の入り口に戻って、庭で畑の手入れをしている方々に寺前谷戸はどちらですかと尋ねると、聞いたことがないかのような反応だったのでもしかしたらここではないのかもしれないと暗い気分になりかかったが、復元された田んぼがあるという手がかりから、小学校の奥の方だということがわかり進む。アスファルト舗装が途切れ、砕石敷きの道になる。集合場所の雰囲気のある場所が見えず、いきなり田んぼが目の前に現れた。やはりここではないのかと思い、一番近くにいる青年の集団に訊いてみた。彼らは山から孟宗竹を切り出していたが、海の家の者だということで全く違うグループだったが、やはり田圃の方にたくさん人が向かったという話だったので、谷津田の奥の山を探してみることにした。しばらく散策していると、若い人の声が聞こえた。山林作業の音はほとんど聞こえなかったが、そちらに目指す人々がいるのだろうと当たりをつけ、声のする尾根上に行けそうなハイキング道に入る。果たしてそこで山の手入れを始めてやるような学生が四人、ベテランに指導されながら楽しそうに鋸を引いていた。ランドマーク的な桜の古木の周辺の藪を除伐しているようだった。思ったよりも少人数だったし大きな作業はなく、作業体験のあり方を見学させてもらうことにした。代表をはじめ会の皆様は非常に穏やかな方で、学生は慣れない手付きで鋸を引いていたが、最後まで飽きることなく作業していた。実体験による学習であって履物から服やメイクまで大学のキャンパスを歩いている時のような外見だったが、現在の手つかずの里山とそれに変化を与えようとする活動があることを知るだけでも、先々持続可能な生活スタイルへと社会が舵を切るときに何らかの礎になるんじゃないかと感じる。これはかなざわ森沢山の会に小学生が見学を申し入れてきて、作業体験もして嬉々として帰っていくのを見てもそのように思う。
 作業自体はきつくなかったものの移動に体力を使ったので多少疲れたが、最近自転車に乗った積算距離が長いので、帰りの一色・逗子経由での帰路もいいペースで走行。金沢文庫で食事をしてから帰宅。チェーンが軋む音がし始め、洗浄と潤滑が必要だった。パーツクリーナーをチェーンと歯車類に吹き付けて砂塵や金属粉を洗浄する。下に敷いた新聞紙に砂鉄のようにゴミが流されて落ちた。その後はInotech105を同じようにチェーンのたっぷり塗布しながらクランクを回転させてチェーンと歯車類に残った汚れを洗浄しつつ潤滑剤を隅々にまで行き渡らせる。Inotech105ではパーツクリーナーでも落ちなかった汚れがどんどん洗い出されてくる。滴る黒い液が薄い色になったら仕上げに余分な液を拭き取る。チェーンや歯車に残った液のうち揮発性の成分が乾くと、さらっとした潤滑皮膜が形成され、服や肌を汚しにくい。

 シャワーで花粉を洗い流し着替えて夕は何をするか考える。8つのスタンプ枠が満了となったシネマ・ジャック&ベティのカードで映画を一本無料で見られた。また先日黄金町で機械式自動課金タイプの自転車駐輪場を見つけておいたので、電車代もバス代もかけず映画を見に行くという初の試みをすることにした。駐輪場は3時間までは無料だ。
 映画館で飲むためのコーヒーを抽出しタンブラーに詰める。もちろん自分が中深焙煎したタンザニアの豆だ。メンテナンスが済んだ自転車で映画館を目指す。30分で駐輪場につき、ラックに納めた後3重に施錠。うち2本をラックに絡めた。
 目的の映画はHOMME-LESS。マンハッタンでファッション・フォトグラファーや役者やモデルを仕事としながら洗練された華のある生活を送っているように見せて、夜は隠れてビル屋上に寝泊まりして数年間送っているマーク・レイを2年間密着撮影した映画。世の中にこんな生き方をしている人間がいるものかなと映画のパンフレットを見た時から興味があったのだが、18日の土曜日からシネマ・ジャック&ベティで上映が始まったのですぐにでも見たいと思っていた。
 東京にもおそらく朝まで営業する健康ランドを度々利用したが、そこでほぼ毎日寝泊まりしているような人はよく見かけた。漫画喫茶やジムなども24時間営業しているところがあるので、おそらく住所不定有職の人は結構いるのではないかと思われるが、ショービズの世界の片隅でチャンスを待ちながら活動し、同時にビルの屋上の露天でビニールシートに包まって寝泊まりする生活を続けるというのはありえないだろう。
 公共の洗面所で着替えたり体を拭いたりヒゲを剃ったりということは長距離サイクリングの際にたまにやる。特に夏に時間に制限を置いた夜間も走行するようなライドの場合は必ずしも宿に泊まるとは限らない。昼暑い時間帯に健康ランドなどで風呂と睡眠を得て、道路際のショッピングモールなどでコインランドリーを利用しその間に食事したり、充電できるファストフード店で食事と充電をしたり、駅前や道の駅で仮眠を取るということもあった。これからも旅の空の下でそういう宿無し的な過ごし方をすると思うが、そんな時はこの映画を思い出してしまうだろう。

 映画を見終わって駐輪場に戻ると、入庫してから2時間ぐらいだった。
中華料理一番本店でチキンカツカレーを晩御飯に。
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by hills_mountains | 2017-02-19 23:59 | 山林作業ボランティア | Comments(0)

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