松本から安曇野へ

 松本のビジネスホテルでは8時半ごろ朝食をとり、チェックアウト最終時間あたりまで滞在。このビジネスホテルの朝食は同じチェーンの他所のホテルよりもなぜかうまい。
 朝は輪行をせず、奈良井川沿いに光城山まで移動する。松本城近辺でも桜が見られなかったため、光城山もまだだろうなぁと思いながら来たので、やはりなと諦めがついたわけだが、とにかくどんな山なのか登ってみることにした。
b0113219_21482941.jpg
 
 登山道の起点よりずっと手前、舗装道脇の最初の桜は先がピンクになっていた程度
b0113219_21491911.jpg
 
 登り口の看板に自転車を括り付けて出発。
b0113219_21500911.jpg
 
 登山道起点付近の桜は蕾の先が緑色で開花の気配はなかった。それより標高が上だともっと開花まで遠い。道端に咲く花(写真)と白い蝶やオレンジ色のタテハ蝶が褐色の林床に映える。
b0113219_21503405.jpg
 
 登山道は九十九折の土の坂道がほとんど。
b0113219_21502787.jpg
 時々階段が現れるが、さほど数が多いわけではない。
b0113219_21504107.jpg
 
 登り口から山頂までの標高差の三分の一くらいまできたところだと思われる。真ん中に常念岳。
b0113219_21505838.jpg
 上り坂の五合目あたりで他の登山者と話をしながら登ることに、地元の人らしくいろいろ説明してくれた。
 尾根を登ってきて少し傾斜が緩やかになったあたりが弁当を広げたりするエリア。花が咲いていないので誰も止まるものはいない。毬藻のようなヤドリギが面白いので撮影。
b0113219_21510670.jpg
 
 山頂ではないのだが見晴らしの利く展望所がある。白馬方面の後立山連峰の眺め。山座の解説をしてくれたが、一回聞いただけで覚えられるものではない。
b0113219_21511235.jpg


常念岳らの後ろの槍ヶ岳の先が見られる。
b0113219_21505838.jpg
 
b0113219_21550456.jpg
  
 光城山の山頂からの眺め。
b0113219_21523884.jpg
 
 一人で歩くつもりでいた時には光城山に連なる別峰に足を延ばすつもりはなかったのだが、地元の人に案内してもらって少し寄り道して下山することにした。ケヤキの斜面。
b0113219_21514230.jpg
  
 松や杉などの間に雑木が混じる。東側の斜面は非常に静か。
b0113219_21515001.jpg
 
 烏帽子峰という小高い峰に上がった。見晴らしはない。自分はここまでにして地元の方とは別れ、光城山方面に引き返す。
b0113219_21515694.jpg
 
 林道を利用して光の城山入り口まで移動する。この辺りの山ではマツノザイセンチュウの影響でカミキリムシが繁殖しやすくなり、立ち枯れたり折れたりしている松が多数ある。伐倒や玉切りなどの作業がなされている。
b0113219_21520348.jpg
 
 林道。
b0113219_21521123.jpg
  
 マンサクだろうか。斜面の上の方だったので花の形が見えなかった。
b0113219_21521917.jpg
 
 尾根上の林道わきの看板。南回りの桜の道と北回りの松・雑木の道がある。帰りは北回りの道(地図の右側)を下った。
b0113219_21593742.jpg
 
 前半は緩やかに直線的に降りてゆく。
b0113219_22000792.jpg
 
 後半は急斜面を九十九折の道で緩やかに下りていく。階段でないのがありがたい。
b0113219_22002176.jpg
  
 下山完了し自転車のところに戻り、コーヒーを飲んだりして休憩したのち、犀川沿いの国道に出る。光橋を渡って土手沿いに大王わさび農場を目指す。梅が満開で馨しかった。
b0113219_22010127.jpg
 
 川向こうに光城山が見える。4月後半になると桜の尾根道が桜色になる。この写真では道らしき筋が見えるのみ。
b0113219_22013327.jpg
 
 犀川の下流方向。白馬の峰々が見える。
b0113219_22011099.jpg
 
 乗馬クラブがこの辺りは多い
b0113219_22011805.jpg
 
 大王わさび農場のあたりは伏流水の湧水が豊富で、わさび栽培のほか養魚場も多い。
b0113219_22014154.jpg
 
 わさび農場では既に午後2時になっており、売店でわさび入りコロッケを食べた。以前はわさびはほんの少ししか入っていなかったが、今回食べたものには葉ワサビの刻んだものも入っていて、わさびの風味がしっかりしている。収穫後の石の掃除と石を石油バーナーの熱で殺菌する作業をしていた。この作業は初めて見た。この圃場の向こうの土手には梅が満開になっていた。土手の上も歩くことができる。非常に良い香りだった。
b0113219_22014734.jpg
 
 黒澤映画でロケを行ったあたり。水車小屋。
b0113219_22021604.jpg
 
 わさび加工場の方のわさび田。花も咲いている。いつ見ても美しい。
b0113219_22022439.jpg
 
 安曇野でどこよりも早く咲く桜と札に書かれている通り、満開。日当たりが良好なのもあるだろうが、湧水の温度と関係が深いのだろうと思う。ミツバチが多く飛来していた。
b0113219_22023124.jpg
 
 一通り巡回して農場を後にした。大王わさび農場からJR大糸線の穂高駅に向かう。このまっすぐの道は朝の連続テレビ小説のロケ地だった。正面に常念岳。
b0113219_22025918.jpg
 
 穂高駅まで自転車で移動した。GPSで経路を記録していたため、穂高駅と光城山の間をのんびりと移動できる経路を完成させることができた。松本方面に向かう列車は出たばかりで、長い待ち合わせ時間があったため、JR大糸線よりも西側の方を探索することにした。国営あづみの公園よりも上を目指した。この日は月曜日で公園は定休日。公園入り口のだだっ広い道路には車がほとんど走っていない。正面に常念岳だ見える。
b0113219_22061088.jpg
 
 県営烏川渓谷緑地の木橋。斜面に生える木の根元の方の曲がりを生かした木彫が面白い。
b0113219_22063103.jpg
 
 橋の上から上流を望む。このエリアでは焚き火やバーベキューなど直火が禁止されている。ゴミや焚き火の焼け焦げの痕もなく清潔だ。
b0113219_22071296.jpg
 
 須砂渡渓谷上流へ向かう途上、道端に面白い造形を見つけた。クサソテツの胞子葉か。2本の胞子葉が交差して翼を持ち上げたようになっている。JALのマークのようだ。
b0113219_22063268.jpg
 
 ほりでーゆー四季の郷の先でゲートが閉まっており、渓谷上流部へは行けなかった。おそらく5月連休あたりまでは閉まっているのだろう。ゲート周辺からは常念岳も木立の合間からしか見えず、特に見るものもないため、即下ることにした。大糸線上りの上諏訪行きに乗れそうだったので、穂高ではなく松本よりの豊科に向かった。
b0113219_22063226.jpg
 
 豊科まで下る一方でちょうど良い時刻に駅に到着。すぐさま輪行支度をして、地下道を通過してプラットホームへ。すぐに列車が入線してきた。車掌もいる列車で、一番後ろの車両に乗車。座ることもできた。終点の上諏訪で乗り換えるのではなく岡谷の手前のみどり湖駅で後から来る小淵沢行きを待つ。乗り換えが楽だし、一番後ろの車両で邪魔にならないところに自転車を置き、座ることもできた。
 小淵沢で始発の大月行きに乗るのに20分以上の待ち合わせ時間があるため、駅舎の蕎麦屋で夕食とした。普段は売り切れごめんの山賊焼きの乗った蕎麦がまだあった。久しぶりに食べられた。鳥自体は脂肪の少ない胸肉を使っているため見た目ほど脂っこくはない。
b0113219_22082953.jpg
 
 大月では階段を上り下りして隣のプラットホームへ移動。輪行の際にはこれが大変だ。邪魔にならないように一番最後に階段を上がる。エレベーターもあったはずだが、そこまで歩くのが面倒なので目の前にある階段を上がる。
 大月からは中央線快速東京行きの長い車両に乗ることになった。そのため座席は豊富。ただしトイレはないはずなので、駅で用を足しておかないと大変だ。途中駅で混雑するようなこともなく、八王子へ。
 既に停車中の横浜線は最後尾の乗務員室前に人が多く、その便は見送ることにし次の便を待って、自転車を一番収まりの良い場所に置くことができた。八王子まで座っていた時間が長かったため、ずっと立ったまま東神奈川へ。混雑はなく、乗り継いだ京浜東北線磯子行きは最後尾の車両が空いていた。この日の列車移動は非常に楽だった。

[PR]
by hills_mountains | 2017-04-10 23:59 | 自転車旅/輪行/ポタリング | Comments(0)

このブログ内の自転車整備やDIYの記事を参考にする場合、読者の責任において取り組むようにしてください。


by hills_mountains
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31