山海の幸

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 一日の南房サイクリングの際、海沿いを通りかかった時に磯物を拾えないかと道路から磯に降りてみた。
 今は海藻が一番美味しい時期ではない。ヒジキもたくさん生えていたが収穫の時期ではないし食べられるようになるまでに手間がかかる。いろいろある海藻の中で比較的元気そうなワカメを摘んできた。エビや小さな貝が付いているので真水で振り洗いした後、でかい鍋にたっぷり湯を沸かして投入。色が緑になったらすぐ冷水に浸して熱をとる。好みの味付けでサラダかおひたしのように食べるのが楽だ。もちろん味噌汁にもいいし、ラーメンのトッピングにもいい。
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 これはカメノテ。爪のようなところには触手が入っている。トカゲか何かの腕のような胴の部分は中身が筋肉質でうまい。なので大きなものを探して採りたいのだが、あまり大きなものはなく、小さなものは残し大きなものだけを岩から剥がした。
 佐渡で食べたカメノテは漁師が採ってきたもので胴の部分が長く、可食部が多かったと記憶している。
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 カサガイもうまいと聞いたので大きなものを選んで剥がしてきた。手では絶対に剥がせない。
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 カサガイとカメノテだけで出汁にし自家製味噌で調味し、ワカメを投入。カサガイは火が通ると傘が外れる。カサのすぐ下に内臓があるのでそれを取ると砂を噛むこともないだろう。貝殻を除き、内臓を軟体から取り外してから味噌汁に入れた。
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 カメノテは胴の皮を破いて中身を噛んで引っ張ると筋肉質のところと触手が分離する。可食部が少なく、たくさん採っても食べ出がない。珍味として少量つまむ程度にしておかないと、地磯には小さなものばかりしかいなくなってしまう。
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 これは上総湊の吉田屋というスーパーマーケットで見つけたもの。房総では良く見かけるホンビノス貝もこの店にあって良く土産にするが、このどす黒いものが気になって仕方がなくなった。イチゴガイと称されていたが、図鑑にはツメタガイという名前で載っている。すでに下拵えができており、からし酢味噌の小袋も付いていたので試しに購入してみることにした。
 パック詰めになっていたものをそのまま皿に盛り、一個まるごと口に入れてみる。かなりの歯応えかと思いきや、カサガイと違ってコリコリ感はない。ほどほどの歯応えだ。たまにシャリシャリと細かな砂を噛むことがあるが自分には気にならない。内臓を取って良く洗えば砂は減る。
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 たくさん摘んできた蕗は、昨晩のうちに粗塩で板ずりし、さっと茹でて水で締め、すぐに皮を引いて、水を替えながら一昼夜アク抜きしておいた。
 手掘りの筍、イチゴガイ、厚揚げと一緒に煮た。出汁はカタクチイワシ粉と昆布でとり、味醂、醤油、ブラウンシュガーで味付け。旨すぎて一鍋すぐなくなってしまった。
 神奈川や房総では蕗が楽しめるのもあと少しの期間だが、標高の高いところでは五月の連休にフキノトウが出ているから、蕗自体は6月も食べられるだろうが、熊に気をつけないといけませんね。
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by hills_mountains | 2017-05-01 22:53 | うち飯 | Comments(0)

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