初代竹筒巣箱にスズメが営巣

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 昨年2016年3月、シジュウカラの営巣を目当てに初めて竹筒で巣箱を作り、自宅の木に設置した。昨年中は鳥による利用はなく、今年の冬から鳥の出入りが確認できた。最初見に来ていたのはシジュウカラだったが、暖かくなるにつれてスズメも見に来ていたようで、今年4月は大変な賑わいだった。昨年掛けた二種類の巣箱の出入り穴は28mmちょうどに開けたつもりだったが、実際はスズメが出入りできるものだった。穴の大きさや形はかなり正確でなくてはならないようだ。竹では凸面か凹面(節部分)に穴を開けることになるので、ボール盤にドリルビットも材も固定した状態ででもない限りは28mmの真円を開けるのはなかなか難しい。電動ドリルでは2mmほど直径を小さめに穴を開け、仕上げに少しずつ削るほうがよさそうだ。
 
 ベランダ下に付けた水平設置タイプはシジュウカラがかなり気に入っていたようで、それをスズメに横取りされそうだったので、小さな薄板に28mmちょうどに穴を開け、それを大きすぎた穴の前面にホットメルトで貼り付けた。その後、スズメが未練がましく見に来ていたが、体が入らないために諦めた。その後、シジュウカラが入ったのかどうか確認できていない。枯れ草や苔が入り混じっていたのでスズメとシジュウカラが営巣の準備を同時にし始めて、鉢合わせてシジュウカラが追い立てられたということなのだろうか。スズメ同士で争っている最中にシジュウカラ2羽(つがい?)が遠巻きにしばらく見ていたのが印象的だ。節の部分は柔らかいので穴開けは手道具でやったほうがいいのかもしれん。


 その代わり、初作品の方にスズメが営巣を始めた。シジュウカラを交えて営巣場所を取り合っていた4月前半は、小競り合いが続いて毎日陽が昇ってから暮れるまで賑やかだったが、今の警戒心の強さったらない。
 こちらの気配に気づいているのか、それともカラスや通りを歩く犬と飼い主が気になるのか、頭は動かしているがなかなか巣の前の枝に移らない。
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 巣に入る前も警戒を怠らない。
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 穴の径が体の太さギリギリなので、体が全部通る前にずるっと抜け落ちてしまったのを一度見た。よくよく狙いを定めて飛び込もうという瞬間。
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 頭を突っ込んだところ。このあとずるずるっと体を捻じ込んで入る。スズメにはもう少し穴が大きい方がいいようだが、あまり大きいものでも安全面でよくないのだろう。とにかくこのサイズを気に入ってくれた。
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 しばらくすると出てくるが、最初は顔だけ出して目の届く範囲をしっかりと観察して警戒する。
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 穴から直接遠くへ羽ばたいていくこともあるが、枝上で警戒を続ける場合もある。
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 巣の近くでは鳴かない。非常に静かだ。
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 こちらの意に反してスズメが入ってしまったが、何も入らずに寂しい状態なのはつまらない。静かに見守ろう。しかし、この水平設置型の巣箱を今日シジュウカラが偵察に来た。近くの枝から観察し、穴の前でホバリングして中を見たようだ。先客がいるしスズメには勝てないから、すぐに諦めたようだが、まだこれからも営巣時期が続く。

 今、縦に設置しているものは今年2月中旬に設置したもので、穴の中に雨垂れが入らないように鍔付きにしてある力作だ。
 すぐ近くでスズメが営巣しているので使われることはないだろう。こちらの巣箱は水平設置型と違って、底から穴まで高さがある。よくある杉板製の家型のものでは底から15cmの高さに穴を開ける。この竹筒には節から穴の下端まで13cmくらいの高さがある。ただし竹の内側は硬くて爪が引っかからず滑る恐れがあるため、15cmより低くしてある。これに営巣するかどうかは観察を続けるしかない。二つの巣箱が近すぎるので、少し離れたところに設置するのがいいのだろう。
 これらの巣箱は営巣終了期の秋に中を改めるのに、取り外して穴を下にして巣材を穴からピンセットなどで摘み出すほかない。それでもいいんだろうが、それにはシュロ紐を解いて取り外す必要がある。あるいはピンセットである程度巣材など取り除いたら、細いノズルを取り付けた掃除機で塵芥を吸い取るとか。
 自然界では樹洞を清掃してくれる者などいないので、そのままにしておいても再利用されるのではないかとも思えるのだが、節をバラバラにせずに竹を優しく割って、後から針金や金具などで再度一体化して設置するものなどがある。自宅の限られたスペースではたくさんの巣箱をかけられないだろうから、連続して営巣を観察するには同じ木に設置したままで、中を改められるようにする方が便利かもしれない。いくつかアイデアがあるので実践してみようと思っている。
 巣箱は間伐/除伐したスギやヒノキを巣箱の寸法に合わせて短く玉切りし割って板にして作ることもできる、チェーンソーやノコギリで製材するのと違って味のある巣箱ができそうだ。中が空洞の幹は辺材を斫って軽くし、天と地をつけて巣箱にするとかっこいいかも。心当たりのある材をこの間切り出してとっておいたので来季までにやるしかない。


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by hills_mountains | 2017-05-07 19:05 | 山林作業ボランティア | Comments(0)

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