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何ができるのかな(3)

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 昨日、夕方明るいうちに角材を井桁に組んで、下穴を開け、木ねじで固定し、10個の木枠を作成。小丸太を4分の1切り欠いたものには木枠を固定するためのコーススレッドネジを通す穴をそれぞれ10個開けてある。雨の予報だったのでシートに包んで保管した。
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 翌日夕方、雨の心配がなくなって、組み立て再開。
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 コーススレッドねじの頭が出っ張らないように円錐状に穴の周りを窪ませる。
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 40箇所行う。
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 丸太の切り欠きの内側には木枠が並ぶ間隔を定めるための罫書き線が引いてあり、それを目安に枠を宛てがい、丸太の穴にドリルを挿し、その下の木枠に下穴を開ける。40ヶ所作業する。
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 コーススレッドねじで枠の角を丸太に引き寄せて固定する。これも40ヶ所やった。
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 全ての木枠が四隅の丸太に固定され、10段重ねで連結されている。
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 木枠を外から固定して連結しているので、内側の四隅には余計な出っ張りはない。底は張っていない。一番下の木枠は直接地面につかない。真竹でスノコを作り底にするのだが、木枠に固定せず下駄を履かせて一番下の木枠と同じ高さにし、塞ぐようにしたい。なので木枠を持ち上げると、スノコは地面に残る仕組みだ。その下駄を履かせたスノコを内容物を乗せたままスキーのように横滑りさせ、木枠とスノコを元の位置に置き、内容物の上層部分から先に木枠の中に再投入していく。こうして天地替えをして発酵の進み具合を均一にする。地面から離れていることで、植物の根が入り込まないようになる。蟻などが巣を作ることも減るだろう。
 板を使って部材の数を減らすと作るのも楽だが、この隙間が多い構造はトカゲやヤモリやハエトリグモなどの良い隠れ家になり、ついでに虫も食べてくれれば良い。
 屋根はつけるつもりだ。四隅の丸太の切り欠きに嵌るようにする。雨水を集めるような仕組みを作っても良いだろう。
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 これは堆肥枠。ここに庭から産出される剪定屑、落ち葉、刈り取った草、生ゴミ処理機の中身などを入れ、食用油の廃油や米糠や土とともに積層させ堆肥化する。植物が本来持っている酵素や微生物の働きでかなり高温になる。枠の内寸は55立法cmで堆肥枠としては小振りだが、中心の方は50度を超えると思う。発酵が進んで冷えてきて完熟したら菜園やプランターなどで使う。我が家で余るようなら、すぐ前の公園の樹林に戻すこともできる。人が歩いてカチカチに固まった土壌では落ち葉も乾いてしまい風でほとんど飛ばされて留まらない。しっとりとした堆肥ならば土に還るのも早い。
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 実は以前も堆肥枠はあった。その時は山作業ボランティアでヒノキを簡易製材した際に発生した辺材を厚さも長さも幅も不均一な状態でもらってきて60立法cm程度の堆肥枠にした。その枠の隣に大きな発泡スチロールの保冷箱を置き、堆肥枠の上に乗せた板で集めた雨水を貯めて、散水用に貯水し、金魚やタニシも飼っていた。一時期非常に面白い環境ができ、庭に来る生き物の種類も多かったが、柔らかい材なのでだんだん虫に食われ腐って処分した。
 そのあとの堆肥づくりはコンバイン袋に材料を詰めて野積みする方法で作っていた。
 そのあと金網を円筒形に巻いて堆肥枠にしたこともあったが、つる植物に巻きつかれ地面から離れなくなってしまい、堆肥づくりは途絶えてしまった。
 数年間は剪定屑や落ち葉は燃やすゴミで出していたが、金網はこの冬のうちに地面から引き離し堆肥枠を置く場所ができた。この枠が使えれば燃やさずに自然に還すことができる。我が家の植物の灰が最終処分場を埋めるということもなくなる。
 前の公園の落ち葉は愛護会が袋詰めして業者が焼却ゴミとして回収していくようだ。公園内に堆肥枠があれば無駄な資源を使わなくてもよくなるのだがな。

by hills_mountains | 2017-06-01 19:50 | 園芸 | Comments(0)

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