金曜日、10km離れたところにあるシネマ・ジャック&ベティに向かう途中、磯子警察署前あたりの舗装の荒れたところをSchwalbe Marathonを履かせたDAHON MuExで力走中。カンカラカンカンとプラスチック製品が転がる音が背後でなった。路面に転がったものは踏んでないし、さてはなにか壊れて脱落したのかもとしばらく走って安全なところで左に寄せて歩道に上がり、車道の端を見ながら歩いて100mほど戻ると、SL-LD200-Rが歩道に転がっていた。ちょうど歩道が車道に向かってスロープになっているところで、転がって上がって来たみたいだ。車に踏まれることを逃れた。
この製品は今はデザインが少し代わり番号もSL-LD210-Rとなっている。自転車への取り付け部品が壊れにくく、取り付けと取り外しに工具を用いなくてもいいようになっている。
初代の取り付け部品は、いかにもここで折れるだろうなぁというアームがあり、やっぱりそこで折れてしまった。
その時に直した方法で今回も直す。これで3回目の部品作りだ。必要なのは透明の樹脂でできた歯ブラシ。もちろん使い古しで十分。工具は電動ドリル、ライター、ニッパー、ヤスリ。
柄の先端に開いている穴がちょうどボルトの太さと同じだ。同じ大きさの穴を2センチ程離れたところに開ける。あんまり間隔が短いと装着した際にクランクを回す足の踵で蹴り上げてしまう可能性が出てくるので注意する。穴と穴の間をライターで炙って樹脂を柔らかくする。下の破損した部品はうまく加熱できたため、沸騰して泡立っていない。今回はブクブクと泡が生じた。柔らかくしすぎた。なので90° 捻っただけでなく、押し付けて固定した。見た目は悪いが、強度には問題ないと思う。
今回の仕上がり。歯ブラシパーツの方には滑り止めのギザがない。しっかりボルトで挟みつけて固定する。きつく挟みつけても穴の周りに亀裂が生じたりしたことは今まで一度もない。輪行時やシートポストバッグの着脱時に誤って折ってしまうことも多いので、予備を作ってハンドルの中に仕込んでおくなどするといい。
もう10年以上使っているが本体は壊れる気配がない。