一輪車の錆びたパーツを酢で煮る

 サンポールやリン酸などでパーツの錆を除去することができるようだが、熱い食酢に浸けるだけで同じような効果があるそうなので試した。
 一番安い穀物酢を使う。サンポールやリン酸入りのサビ取り剤よりもかなり安いと思う。今回は瓶に300ccほど残っていたものを使った。蓋をせずに熱したため蒸発が早かった。何度か水を足して元の水位まで戻しているが、1時間ほど経ってからは車軸(両ねじボルト)が全部浸るくらいまで延ばしている。

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 これ以上はサビが落ちないだろうと思われるところまで熱し続けたら2時間10分くらい経っていた。仕上げに弱アルカリ性の食器洗剤溶液に落として中和し、表面に浮き出た汚れを歯ブラシでこすり落とした。かなり汚れが出た。ブラシをかけた部品は他の部品が全てブラシがけが終わるまで空気中に晒さない。ブラシがけが済んだら、パーツの種類ごとに濯いで水分をよくウエスで拭き取り、油で表面を保護する。一度に水から揚げると赤錆が生じてしまう。
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 こちらは鍋の黒い酢汁。チャーシューを浸す液のようだ。酢と鉄分だから、土壌中で分解させても環境汚染にはならないだろう。今回はふつうに下水に流した。このあと鍋などを洗う際に下水管は充分濯がれているので酸による傷みはないはずだ。
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 上澄みを溢してみるとサビ粉が沈殿していた。鍋の側面に着いた汚れはネジの切屑を丸めたような焦げ落とし用の金たわしで綺麗になる。
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 細かいパーツは真っ茶色だったが、赤錆は全部落ちている。黒っぽく残って見えるのはサビで侵されて窪んだところ。ここまで深く腐蝕する前にサビは落とさねばならない。特にネジ山は痩せてしまう。ボルトにナットを通してみたが、まだ使えそうだ。リムに組み付ける時にはしっかりとグリースをまとわせて防錆しなくてはならない。セメントを運ぶような場合はボルト、ナット、軸受けの隙間に浸み込まないようにグリースは多めに塗布したほうがいい。
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 疲れた。途中で折りたたみ脚立椅子を台所に持って来て座った。酢の蒸気が家にこもらないように換気扇を回し窓も開けておいた。この作業は、所属のNPOの拠点である道具小屋のあるところで、除伐木や竹で作った薪を燃やして溜めた熾の上で、たっぷり酢を入れて蓋をした鍋を熱して放置して作業したい。竹の油抜きをするのに合わせてやるのがいいなぁ。なるべく電気やガスは使いたくない。

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by hills_mountains | 2017-08-02 15:52 | 山林作業ボランティア | Comments(0)

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