医療用弾性ストッキング

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 手術の前の日、翌朝手術室まで巻いて行く検査着と東レファイン・サポートという弾性ストッキングを渡された。全身麻酔で動けない状態では心臓から遠いところで血流が滞り血が固まりやすくなって血栓を生ずる恐れがあるので、Sigel理論に基づいた段階的圧迫力により下肢から心臓への静脈還流をサポートするのだという。筋肉量の多いところを特に締めているようだ。非常に締め付けがきついので履きにくく、人によっては着脱に人の手を借りなくてはならないこともあるそうだ。膝の上まで覆うものだと履くのは大変だろうが、この丈であったので大丈夫だった。
 また入院心得の冊子の中にも書かれているが、爪は切って断面をよく研磨しておくことだ。デコ盛りにしたままなのも駄目だ。伝線させると1本約1500円のものをもう一本使わねばならない。
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 一人で履けた。
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 こっそりと記念撮影だ。丈の短い浴衣みたいな衣は検査衣で、手術直前には別の衣に変えられる。おそらく1時間ぐらいしか着ないものだ。足元は快適で安全な入院生活のために新調したKEENのサンダル。履物は踵がストラップやヒールカップで固定されるものでないといけない掟だ。朝7時ぐらいから30分ほど外の空気を吸いに出ているので、靴底は持参したアルコール綿でよく拭いてある。
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 手術中も術後も着用したまま。さらに術後は空気圧で脹脛を直接圧迫する機械を巻かれて動けない。安静時間の3分の2が終わるまでは外せなかったと思う。この状態でトイレに行きたくなってしまったら尿瓶を使わねばならない。ベッドサイドには尿瓶が用意されていた。しかし、手術前6時以降は水が飲めないことになっていたし、手術中は、生理機能が正常に働いているか確認するために、カテーテルによって尿量をモニターされていたはずだ。麻酔されていたのでなんの覚えているわけではないし術後も痛みなどがなかったために本当に挿管したのかはわからなかったので確かめねばならないのだが、術後何時間も尿意を感じなかったということは、膀胱が空の状態で手術室から戻ってきているということなのだろう。安静時間にもむせ防止のために水は飲めなかった。点滴によって少しずつ水分と栄養が入って来るが、それによってすぐさま尿意が訪れることはなかった。弾性ストッキングはまず身を起こして水を飲み、点滴を受けながらも自室を歩き回れるようになってから脱いだ。筋肉が動けば静脈還流は筋収縮によって改善される。
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 このストッキングは持ち帰った。

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by hills_mountains | 2017-09-18 05:18 | 献血/骨髄バンク | Comments(0)

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