3~4日 DAHON Mu-EXで輪行(その往路)
2009年 11月 03日
JR横浜線で八王子に至り、高尾行き、甲府行きと短い待ち合わせ時間で乗り継ぎ、甲府駅では弁当を食べてから小淵沢行きに乗る。小淵沢駅で松本方面に行く列車を待つと一時間以上の待ち合わせになるので、駅を出て自転車を展開する。時間は午後3時、空気が乾燥していて八ヶ岳がはっきりくっきり見える。日は傾き始め、風は強く冷たい。
小淵沢〜上諏訪は35kmくらい。国道20号には出ずに県道17号七里岩ライン、県道188号、市道などで諏訪まで走る。標高850mの小淵沢から一番高いところで約1120m(原村 柳沢)まで登る。山麓を下る川や沢で浸食された地形を横断するので登ったり降りたり激しい。真っ平らな部分もあるが、耕作地として開けているので 風が強い。なかなかきついが、国道を走ることを考えると空気が良くて静かで身体にはいい。 眺めが良くて写真を撮りながら起伏の豊かな道を力走した。
前のシフトがうまくいかなくなって、その時は原因が分からず度々立ち止まって調整。時刻は4時頃で黄昏時となり風が強くて寒かった。本来なら既に茅野市街から諏訪に向かって走っていなければならない時刻に、県道17号の大泉山信号から茅野の市街部へ一気に下る。茅野からはJR中央線の北側の緩斜面の細道を辿る。民家やりんご園や畑などが沿道に見られ、地元民しか通行しないような道。4ワットのライトを点灯して宿まで急ぐ。
諏訪では宿から湖岸まで往復で6km弱走って、この日の総走行距離は51.58km。
この日走った道は、もし横浜から上諏訪まで全行程自走だと選ぶかどうか迷うところだ。自走の場合、七里岩ラインにはJR中央線の穴山駅付近から合流する。それまでに箱根を乙女峠か足柄峠で越え、篭坂峠で山中湖まで上がり、富士山麓をウネウネと走り、富士五湖のどれかの際から甲府盆地に降りてからまたじりじりと標高を稼いでゆく。その後八ヶ岳高原に上がるのはやっぱりきつい。かつて上諏訪から横浜まで自走したときに七里岩ラインを通ったが、帰宅は深夜になった。ただこの七里岩ラインを通れば甲州街道を避けることができ、車が少ない分眺めを楽しみながら走ることができる魅力的なルートだ。