自宅最寄り駅の始発は4:55。輪行しないと決めたから、駅までの脚はまさに脚。4:30頃出て、改札は4:54。半分は小走りでなんとか間に合わせた。これを逃すと目的地の富山には夜も更けた頃に到着となる。東神奈川から横浜線に乗り換え八王子へ。そこから始発の松本行きに乗り換え、座りっぱなし。時折 南アルプスや八ヶ岳や松本の盆地を囲む山々を見るが、大半の時間は気持ちよく居眠り。座り疲れたがあっという間に松本に着いた。まだ普通の飲食店は開いておらず、駅ビルMIDORIの
信州アルプス市場で地場産品を購入。駅構内の土産物とは違う品揃えに満足。
駅構内で信州安曇野浪漫というビール三種のうちケルシュを買って、大糸線にはなんとか座れるくらいのタイミングで列に並び、南小谷まで座りっぱなし。車内は通路にも人が立ち、白馬までは混雑していた。
晴天で安曇野も北の方では地上は真っ白。ここでも大半の時間を居眠り。白馬で人がどっと降り、列車内を歩けるようになってやっと眠気が取れた。
南小谷では1時頃から2時20分まで待ち合わせ。駅そばの橋を渡って小谷村の集落の
おたり名産館で昼食を摂った。同じ列車の乗客の多くがそこに来たものだから、駅トイレで数分遅れを取っただけなのに注文してからが長かった。列車の出発まであと30分のところで天ぷらそばが登場。天ぷらは山菜の季節が本当はよかったのかな。蕎麦は手打ち細切りの良いものだった。汁も飲み干して、早々に勘定。壁に小さな写真があり、人の頭二つ分くらいもあるような大きなまいたけの株が映っていて、ついつい話し込んでしまった。天然かと尋ねれば栽培だと返ってきた。確かに紙箱に舞茸の大きな株をいくつかに解して入れたのが関東でも時々見かけるが、こんなに大きな1株を見たことがなかった。
列車へと急ぐと糸魚川からの列車が数分遅れているとかで、とんぼ返りですぐ出発。車窓を眺める時間はさらに減り、うつらうつらとしている間にいつのまにか糸魚川に到着。乗り継ぎもスムーズに北陸本線の富山行きに程なく乗り、またもや居眠り半分でいつの間にか終点に。古い車両のシートの下のヒーターの熱さは細かい調節ができない。熱さでぐったりし始めたところで降車。異様に疲れた。