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Panasonic VE-GD24DL-W デジタルコードレス留守番電話機 RU・RU・RU

 コードレスと言っても、親機がではなく子機がコードレスということ。「デジタルコードレス留守番電話機」ではなくて「デジタル留守番電話機+コードレスデジタル子機」ということ。マイクロ・カセット・テープ・レコーダーが付いた古い留守番電話と比べたら、一回り小さくて非常に軽い。電源アダプターも小さくて軽い。携帯電話型の子機は充電バッテリーの交換も自分でできるようになっており、メンテナンスが楽だ。これまで一階で鳴っている電話はほとんど聞こえなかったので、気がついて慌てて階段を駆け下りて受話器を取っても同時に切れてしまうタイミングが多く、ナンバーディスプレーや着信履歴機能もなかったので、誰からかかってきたのかも調べようがなかった。これで2階でも電話を受けられる。その他にも携帯電話並みの機能満載で¥5680円(税・送料込み)というのもびっくりだ。
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 こちらは約35年ほど経った電話。当時、家庭用としては最高の機種だったのではないかと思う。電話のところで立って話すのはゆっくりできないからと、数メートルの電話機コードを取り付けておいて電話を持って移動してテーブルで話せるようにしてあった。
 マイクロ・カセット・テープ・レコーダー部分が動かなくなり、録音も再生もできなくなっていた。駆動部の樹脂歯車がかけたりゴムベルトが切れたりしたのだろうか。もとよりマイクロ・カセット・テープも伸びていい音で録音できていなかった。30分間のカセットテープを新たに買うにしても400円前後する。それ以外は機能していたが、ナンバー・ディスプレーや着信履歴がないなど、迷惑電話に対処することができないし、引退させることにした。ワンプッシュダイヤルなどに家族親戚のうちの電話番号が登録してあったのを全部消去した。新しい電話をあと2週間ほど使ってから、こちらの古いものは小型家電回収ボックスに投じてこようかと思う。
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 新しい電話で気に入らなかったのは電話機が軽いのに、受話器の弦巻コードのバネがきつすぎることだ。受話器をとって耳に近づけると、電話機本体が浮き上がってしまう。本体を据える台の床からの高さにもよると思うが、どうしても受話器を持った手を引っ張る力が働く。アーム付きの電話台に乗せて本体が自分の体に近づくようにした時には気にならないかもしれないが、この電話機はオフィス用ではない。弦巻コードの柔らかさというのは考えたほうがいい。このコードはいろいろな長さ・太さ・柔らかさの市販品から選んで交換が可能だから、気になる人は変えたほうがいいかもしれない。
 写真は左が新しいもの、右が古いもので、右の方は自重で伸びている。柔らかくて受話器を取った時に引っ張られる力はあまり感じない。
 私は古い電話機の弦巻コードの太さ(=重さ)と弾力性の方が具合が良いと思ったので、取り外してアルコール消毒綿で汚れをきれいに払拭して、新しい電話機のものと交換した。新しいコードは接触不良や断線などのトラブルの際の予備として保存しておこう。
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 一つ思いついたのだけれども、この受話器の弦巻バネをリールで伸縮するタイプのものにできないだろうか。掃除機の電源コードのように、通話時は受話器を持ち上げて引き出して任意の長さで止める。通話が終わったらボタンを押すと引っ込む。後付けで弦巻バネと交換できるようなのがあるかもしれないが、リールは本体に内蔵してもらいたいなぁ。


by hills_mountains | 2016-11-17 16:13 | 生活一般 | Comments(0)

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