第2回SBCロースターズ・コンペに出品
2017年 05月 28日
すでに部屋には代表の竹林氏のほか4人がひしめき合っており、515gから欠点豆をこれでもかというくらいに選って410gにし、それを直火ロースターでやんわりじっくりと焼き上げた。315gの仕上がり。豆を袋に入れる時にキャラキャラと軽く乾いた音が心地いい。かなり二爆ぜが進んでから窯出しして冷却したが、油脂が出る手前でうまく焙煎を終えられた。油脂はこれからゆっくりと染み出してくる。ハンドピックを徹底的にやったので、今までにないくらいに均一な焼き上がりだ。その分、焼きのばらつきによるブレンド的な効果は一切ないのかなと予測している。直球ど真ん中の味になるのか、それとも飲み頃になって実際に抽出してみたら予想を覆すような複雑な味と香りになっているのか1週間ほど経って飲み頃を迎えるまでわからない。 提出用に200g預けて、残りは自宅に持ち帰ったから、コンペの前にだいたい吉と出たか凡となるかわかる。酸味は抑えられ、焼き芋の皮のあたりのようなコクと甘味が前面に出てきて清涼な苦味が追ってくるような味が好きなので、そうなれば良いな。