帰省先ではよくひすい探しに出かけるが、最初の頃に拾った石は全くひすいとは異なる石を大量に集めている。だんだんと見分けができるようになると一回海岸を歩いても小さいのが一個か二個拾えればいいという希少なものだということがわかってくるのでやたらと石を持ち帰らなくなる。そして今まで拾ってきた大量の石も淘汰して浜に還そうかという気になってくる。ひすいではない石も波の浸食に対抗する重要な物質であり波の力で細かくなり砂となる。昨今、あちこちの川ではダムによる利水によって陸地からの無機物を海まで押し流す力が弱まっている。そのため海が陸地を浸食して海岸が農地や街に近づいてきているところが非常に多い。海水面の上昇や激甚な気象現象により高潮が浜を越えてくることが多くなり、海岸のコンクリート護岸化が進んで、最近の日本の海岸は見るも無残な姿だ。こういう流れを食い止めるには河川の管理利用の方法を改めねばならないが、こういう石の採取なども度を超えたことをしてしまわないようにしないといけない。 帰省先から一キログラムぐらいはあろうかというくらいの量の石を運んできて、採集地で途中下車し、海に石を投げ入れる。 波は低かったが、石を投げ入れ始めると自分が立っていた場所まで水が上がってくるほど勢いが良くなった。波が石を迎えにきた。
この日の天気は曇り時々雨、越中宮崎駅に直江津行きの次の便が来るまで海岸を散策。
2駅移動して親不知駅で下車し、歌川の河口に向かう。観光客が行くような場所ではなく、波が荒いとここには降りられない。
最初は法面の上から石を放って帰るつもりだったので、放った石を上から撮影している。自分にはどの石を返したかわかる。
歌川の河口からは浜伝いに歩いて親不知道の駅まではいけないので、一度道まで上がり、市道を戻って親不知の駅前を通過し2kmほど歩く。この日もまだ帰省の戻りの車に人たちや観光の人が多く食堂は注文が嵩んで大忙しだった。14日にはげんぎょ天丼を注文して三十分くらい待ってしまったので、すぐ出てきそうなものを注文。
これは糸魚川の一印かまぼこのかまぼこメンチカツを乗せたカレー。 食後は石の浜まで行き、裸足で歩行。多くの人にはただの苦痛でしかないだろうが、これが気持ちいいと感じる人たちも少しはいる。 時間前に駅に戻る。反対方面の便を撮影。結構混んでいる。この日の晩は上諏訪に宿ることにしていた。糸魚川で大きな待ち合わせ時間があったので、街に出てサンダルを探して三店舗巡ったが安すぎるものはすぐ壊れそうだったし、靴専門店ではサイズがなかった。KEENのサンダルに替わるものを探すのは難しい。