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車道脇の落ち葉と土砂の清掃・竹箒と塵取りの修理

 今日は午前中に落ち葉に埋もれた車道脇を掃除することにした。こういうことは年に数回やる。下の航空写真の下半分は緑地を開発から残存させて作った中規模の公園だ。その公園沿いに歩道付き2車線の道路がある。公園側は歩道が高くしかもガードレールや植栽で歩道は車道から分離されている。だから2箇所ある公園への作業車の乗り入れ口以外はガードレールの切れ目がない。なので、その切れ目あたりは除いて、車道脇に溜まった落ち葉を清掃するのは非常に大変なのだ。公園は周囲の町内会が清掃するし、団体で運動場を使う場合に清掃の義務も付いてくるので公園内は割合に落ち葉などが定期的に清掃されているのであるが、歩道は時々やっているように見えるものの車道までは誰もやらないのだ。溜まった落ち葉は水気を含んで土になりそこに雑草や木の芽が生えている。もう数年は放りっぱなしのようだ。
 今回の作業範囲は写真左のT字路の角からy字路(赤い屋根の家の向かい)までの公園沿いで、大体50mくらいだろうと思う。
 
 清掃後の写真しかないが、これくらいが雨水の捌けもよく、排水口から雨水がちゃんと逃げていく最低限の状態だろう。写真奥の方がT字路、ツツジの植え込みとガードレールの切れ目が公園の運動場への作業車の入り口。大型車はほとんど通らないが、宅配便や引っ越しのトラックなどが通ることはよくある。写真を取っている地点は縁石に上がるぐらいしか逃げ場がない。これではゲートボールをやる老人や野球やソフトボールやサッカーをやる小学生には掃除させられないだろう。町内会で掃除に出てくるのも高齢者や主婦が多く、やらないだろうと思う。
車道脇の落ち葉と土砂の清掃・竹箒と塵取りの修理_b0113219_15085207.jpg
 y字路向かい側あたりは公園沿いの道路の一番低いところで右も左も急な登り坂になっているため、一番土や落ち葉が溜まりやすい。
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 歩道も同じく一番低いところに水が流れてきて大きな水たまりになってしまうので、歩道の水を車道に逃すようになっているが、水だけでなく枯葉や土も風や雨水で通過してしまうので、ここはひどかった。
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 ここは掃除をした区間の向かい側。日当たりが良く湿り気がたまらないので、こちら側は枯葉が溜まっていても風が強いと飛ばされて減るか無くなる。土も溜まるかもしれないが雑草などが見られないので、水はけが悪くなるほどではなさそうだ。こちらはガードレールがないので危険な自動車に感づいたら植え込みに踏み入ってでも逃げることはできる。それにカーブの内側なので比較的安心だ。ここは高齢者や主婦でもなんとかなるだろう。幼稚園の送迎バスの待ち合わせ場所になっているので、子供の帰りのバスを待ちながらママさん達がやっても良いわけだ。
車道脇の落ち葉と土砂の清掃・竹箒と塵取りの修理_b0113219_15085290.jpg
 
 実は同じ道路の公園沿いを、右の方の交差点からy字路の向かいあたりまで雑草と枯葉だけ3月に掃除した。ここは公園の樹林と道路の間にススキやクズやセイタカアワダチソウなどの草の生えた急斜面があり、そこからもたらされた雑草の種が車道脇の腐葉土に根付いて旺盛に繁茂していた。
作業した区域を交差点側から撮影。この公園への出入り口付近だけは清掃が及んではいたが、それ以外は草だらけだった。
車道脇の落ち葉と土砂の清掃・竹箒と塵取りの修理_b0113219_15091594.jpg
 
 作業の途中で撮影したので、草の数は減っている。また、冬枯れの状態なのでわかりにくいかもしれない。
車道脇の落ち葉と土砂の清掃・竹箒と塵取りの修理_b0113219_15091586.jpg
 
 枯葉と雑草を綺麗に取り除いたところで撮影した。
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 腐葉土や砂を取りきれずに作業を終了した。熊手と箒では時間がかかりすぎる。角スコップと一輪車などがあれば作業を続けたかもしれないが、向かい側には民家が数件並んでおり、以前は高齢の夫婦らが住んでいたが、ここ数年で若い夫婦の世帯が増えた。草さえなければ掃除もしやすかろう。残りは近所のものがやるだろうということを期待して撤収した。
 
 歩道の法面側は高い擁壁があり、車道脇に溜まった土を掻き取ったとしても、公園の出入り口から公園内の土壌に戻すにはガラ入れ袋に詰めて運ぶのでは荷が重すぎる。やはり一輪車を出してもらはないといけない。ということで個人でやることではないと思い、この辺りを管轄しているであろう町内会に任せてしまった。
 歩道にもこうして頭上の草地や樹林から降ってきたものが溜まるのだ。
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 法面の一部にくぼみがある。マンホールの蓋が見える。おそらく上の法面にある水切り溝で集められた雨水が落ちてくるところだと思うが、その水切り溝とてもう土砂と枯葉に埋もれ、草木の根が入り込んで役目をなしていないのではないかと思う。おそらく法令により山を切って斜面にした場合に溝を作れと決まっているのであろう。よく見かけるが、公園のように公の土地であるとメンテナンスは全然されていないことが普通だ。手入れしないことがわかっているのだから、枯葉や土砂入り放題の蓋をしないU字溝などにせず、溝を掘ったところに通水性の管を入れるとか竹を埋没させて暗渠にするなど頭を使ってもらいたい。
車道脇の落ち葉と土砂の清掃・竹箒と塵取りの修理_b0113219_15091662.jpg
 
 今日はこの擁壁の上の急斜面の草地で草刈りを行なっていたため、歩道の隅に溜まった草の枯れたのとかは集めて無くなっていると思う。土も掻き取って行ってもらっていればありがたいね。作業員(業者)の方々が自分が清掃しているのを見ているし、現場の責任者らしい人からも挨拶されたので、いつもより丁寧にやってくれていると期待している。夕方、ジョギングしに出かけるので確かめてみよう。

 ※(追記)けっこう綺麗に草や枯葉は除去されていた。感謝。

 今日の作業中に竹箒の柄の竹が裂けて折れてしまった。雑草の根と土を掻き取って箒で一所に寄せる作業では枯葉と違ってかなり重いものを移動させるわけだから、グシャッと座屈した。新しいものを買っても良いのだが、良い具合に箒の穂先が折れて短くなり硬い部分だけが残っているので、道脇を掃除するのにはちょうど良い。うちに長柄の箒の古いのがあったので、その柄を竹箒の柄と挿げ替えることにした。
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 木柄に竹柄と同じように穴を開けておき、挿げ替えた後、抜けないようにもともと挿さっていた竹の棒で箒と柄を貫いて固定した。それで柄から箒がすっぽ抜けることはなくなったが、木柄の方が細かったので、針金の締めが効いていない状態になってしまった。ペンチで針金の撚りあわせのところを摘んで引っ張ってたるみを取った後、ねじってきつく締め直した。
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 今日は家にある小さくて薄っぺらな塵取りは現場に持って行かず、分厚いゴム手袋で枯葉を袋に詰め、土は手で掴んで公園の植え込みに戻していたが、土砂や腐葉土の量がは多かったため、ちょうど不法投棄されていた壊れて塵取りを使った。もしかしたら不法投棄ではなくて作業用自動車に引っ掛けてあったものが落ちたのを、誰かが歩道に上げたのかもしれない。これくらいの容量があると両手で掬い取るよりもはるかに効率的に土砂を運べる。今日は燃えるゴミの日だったので、使用後に脚で取っ手を踏み折って廃棄しても良かったのだが、樹脂の粘りがまだありそうだったので直してもうしばらく活躍してもらうことにした。
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 破損個所の両端に穴を二つずつ開けて、番線を絞める要領でつなぎ合わせて固定した。写真に写っている面は針金の切れ目がないので怪我をする恐れはないが、この裏側は針金の両端をより合わせた状態であり、手に刺さったりしてはいけないので、ホットメルト(グルーガンの芯)をライターで炙って塗布し危険な部分に分厚く覆い被せた。また破損個所の補強にもなった。これで数年は使えるかな。安いからといって何でもかんでもすぐに捨てるのは良くない。
車道脇の落ち葉と土砂の清掃・竹箒と塵取りの修理_b0113219_14402782.jpg

by hills_mountains | 2017-11-06 16:47 | 勝手に道普請 | Comments(0)

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