10月は雨の日が多かった。しかし、強風警報が出ていなければ、10kmから20㎞くらいならゴアテックスを着てMuExであちこち出掛けた。この機のドライブトレインは脱脂してある。摩擦を減らすためには潤滑ではなくINNOTECH 101という乾式のものを使っている。ホコリを寄せ付けず、INNOTECH 101は水で流れないが塵は水で流せる。雨の中で乗っても油が抜けて錆びたりしない。
しかし、INNOTECHも数百キロ走るとチェインがシャキシャキ言い始める。チェインリングの変速もあまりうまくいかなくなるので、掃除することにした。昨夜のうちにチェインはデグリーサーの中につけ置きしておき、今朝汚れた液をウエスに染み込ませ、チェインは石鹸や食器用の洗剤などとお湯でよく洗う。水を拭き取ったらINNOTECH 101を少し注いだ容器にチェインを入れてさらに洗浄する。綺麗になっていたと思っていたチェーンから、さらに金属粉や塵の残りが溶け出てくる。汚れた液をウエスにこぼして、新たにINNOTECH 101を少し注いでチェインに馴染ませる。
後輪前輪とも外して、石鹸か洗剤をスポンジに含ませてタイヤとリムとスポークをよく洗浄する。後輪のスプロケットもブラシに石鹸か洗剤をつけてよく洗う。INNOTECHを使っているのでスプロケットには油汚れはほとんどない。
チェインリングは2枚とも外して石鹸か洗剤で洗っておく。
今回はプーリーの分解清掃を行った。ここもススっぽい汚れが溜まっている。石鹸か洗剤を歯ブラシに着けてよく洗っておく。
ここも綺麗にしておかないと綺麗にしたチェインに汚れが戻ってしまう。
パーツをフレームに戻す前にブレーキと泥よけ、フレームの下部の雨汚れを洗剤か石鹸で落としておく。よく乾かしたら、旋動部注油する。
前変速機の調整とブレーキワイヤーの張りを調整して試乗して点検終了。明日からまた静かな走りで移動できそうだ。