樋の溢れとその解決

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 13日夜、神奈川でも洪水警報が出るくらいの大量の雨が降り、うちの自治体では多い時で1時間あたり30mm、この日の累計降雨量は63mmだった。日中から降っていたが、帰宅時には異変がなく、夜8時を過ぎてからこんな状況であることに気がついた。
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 この晩の応急措置と考えられる原因の考察については13日の晩の記事に書いた。
 
 今日は掃除するのに必要だった、雨水枡の上からの車の移動ができたので、竪樋から先の地中部分の水平パイプの中で繁茂していた木の根の除去を行った。バッテリー上りは治さずに手で押してずらすという原始的な方法で移動。車を出すのは楽なのだけれどもゆるいスロープとはいえ元の位置まで押し上げるのは一人ではできない。ハイエースは重いのだ。ここ数年ほとんど乗らずに放置していた車の持ち主:弟にメンテナンスの大変さと大切さを身に染みて理解してもらうために、普段私が一人でやっていることを私の補助付きでやってもらった。
 駐車スペースのモルタル床に開いた雨水枡の蓋をはぐると深い枡が設置されている。一番底の方には家の裏手から一本一本竪樋の水を集めて来た導水管が接続されている。枡とそれらの間の接続部からも根が入っていたが、かなり深いので木の根もそこまで易々とは到達できないのだろう。量はさほどでもなかった。ただし腹ばいになって腕を肩まで枡に押し込んでの作業だ。下の写真の左上にずんぐりとした塊が4つほど見えるのが導水管にまとわりついていた根と汚泥だ。
 本題はあふれた玄関先の樋水が枡まで流れてくるはずの地中部分のパイプ詰まりだ。このパイプは雨水枡の中程の深さのところに接合されている。パイプ径は5〜6cmといったところだろうか。それを完全に閉塞していて引き出すにはかなり大変だったはずだ。根の長さは2〜3m、樋の地中部分のパイプ全体に広がっていた。長い牛蒡根から四方八方に生え出している細根が、屋根からもたらされた黄砂などの砂塵、スレートがわらの段差あたりにわずかに生えた苔、枯葉、カラスなどの鳥が樋に置き残した食物の欠片などを濾し取って、それらを共生菌や小動物が分解土壌化し、水分だけでなく栄養も吸収していたと思われる。ここにも大きな共生社会が息衝いていた。
 断面を手で持って確認できるようにして撮影した。この長いのが引き出された後、玄関の小屋根の竪樋に水を多量に注ぎ込んで残渣を押し流した。私がホースから勢いよく水を竪樋に流し込んだり、バケツに水を汲んで一気に流し入れたりすると、ゴボゴボと音を立てて木の葉や土が黒い水として流れ出て来たようだ。水が透明になるまで浄化を続けた。
 取り出した根は日向で干している。カサカサに乾燥させてから燃やすゴミにするつもりだ。
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 これで雨の日の心配はなくなった。


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by hills_mountains | 2018-05-16 16:58 | 家電や住設のメンテナンス/修理 | Comments(0)

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