24年もののスプリングマットレス解体

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 スプリングマットレスの中央が低くなってしまい、スプリング触感が強く感じられるようになった。クッションも嵩がなくなってしまったのだろう。昨年から寝ても疲れが取れない気がしていたが、最近は体が痛くなるので新しいマットレスを買った。厚さ9cmなのにしっかり張りがあって余計な沈み込みがなかった。なかなか寝心地が良い。
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 古いスプリングマットレスをどう処分するか悩んだが、解体魂を抑えきれず、うちにある工具でできる限り細かくすることにした。
まず最外層の綿の布を剥がす。サイドはキルティングのようにスポンジと縫い合わせてあるので廃棄し両面の広い部分はウエスにする。
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 四角には大きなスポンジが押し込んである。留め具を使っていないので引き抜くだけ。不織布・スポンジ・再生繊維フェルトは銅の留め具でスプリングに固定されている。
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 スポンジは引きちぎって剥がしたが、フェルトは銅の留め具をワイヤーニッパーで切って剥がした。スプリングに直接当たっている再生繊維の分厚いフェルトはスプリングの当たるところだけ押し固められあるいは磨耗し薄くなっている。こういう現象が背中に一つ一つのスプリングの頭を感じさせるのだ。汗が沁み入るからだろう。ワイヤーの当たっているところは茶色い。
 金属部分は溶接されている部分は一つもない。留め金を噛ませて接合したりお互いに蔓のようにきつくあるいは緩く絡み合わされている。写真右下の蔓が固く巻きついたようになっている部分は本来動かないほうがいい部分であろうが、多くの部分で摩擦により摩耗やそれによるズレが生じているようだ。多くの接合部でミクロン単位の摩耗が生じると全体としては大きな弛みや歪みとなってしまうのは自転車のチェーンと同じだ。
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 外装をすべて剥がしたら、ワイヤーカッターでスプリング層を二枚に下ろす。
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 次はコイル部分を取り外す。最初はコイル部の太い鉄線だけをバシバシと切っていたが、途中でコイル同士をつなぎ止めている細いバネも切ることで、なるべく楽に作業できるように工夫した。
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 最終的にスプリングはバラバラにすることができた。
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 スポンジと再生繊維フェルトの層はカッターで50cm角以下の大きさに切り分けて燃やす廃棄物とする。再生繊維のフェルトは断熱や吸音の素材としても使われることがあり、動物や鳥の小屋でも建てることがあれば屋根の裏に貼ったりして使えると思うが、今のところ何も思いつかないし、長年使って来た寝具であるため汚れを溜め込んでいるであろうから再利用は諦めた。(捨ててしまってから堆肥の保温やホダ木の仮伏せに使えばよかったと思いついたが、後の祭り。
 スプリングを支えていた外枠は手持ちのカッターで切れる太さではなったので本日中の始末は諦めた。切断砥石を着けたグラインダーでもあれば簡単だが、うちにある電動工具は穴開け用のドリルだけ。ドリルにグラインダーのディスクを取り付けることもできるようなので入手を検討してみよう。
 シマシマの表地は用途に応じて適当な大きさに切り分けてウエスとして使う。竹を焙って油を浮き出させて拭き取る油抜き作業にはウエスがたくさん要る。
 見よ。198cm/97cm/15cmほどのものがこんなに小さくなった。
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 一度は解体しておきたかった。
 スプリングとそれ以外を分けるのは簡単で時間もかからない。この分別だけで資源回収手数料が安くなるような自治体ならばやるべき。
 スプリング部はワイヤーカッターで分解できるが時間と腕力が必要。金属部は分解せず、金属リサイクル業者に持ち込むことができれば理想的。業者では屑鉄用油圧プレス機で圧縮して小さくしてしまうのだと思う。
 そういう伝がなければ何もせずに粗大不用品リサイクル料を払って持っていってもらった方がいい。横浜では2200円のクーポンを買って申請すれば回収日時が指定されるので、門口に出すだけでいい。
 今回は近々に家族が集まるから、あんな巨大なものを屋内に置いておきたくないのと、階段経由でもベランダ経由でも一階まで下ろすのに重くて嵩張るので最後まで解体した。ワイヤーカッターでかなり握力が鍛えられた。この作業はもうやることはないだろう。だけど、今度同じような作業をするときはもっと手際よくできるに違いない。
 粗大ゴミを手数料なしで回収している自治体に住んでいるならば、スプリング同士の結束が摩擦で磨耗して緩んでしまった古いスプリングマットレスはいつまでも家に置いておかないで処分した方が、睡眠にも家計にも助けになると思う。

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by hills_mountains | 2018-05-17 21:36 | 生活一般 | Comments(0)

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