単一電池2個直列の壁掛け時計を単三電池1個の電波式に(1)

 木フレームの壁掛け時計の単一乾電池2個直列で動くムーブメントから単三電池1個で動く電波時計ムーブメントへ交換。針は秒針以外は軸に押し込む部分の径が小さすぎて使えなかったため、新ムーブメントの会社の規格の製品を後日購入することにした。ちなみに手作りあるいは改良のための時計ムーブメントや針をパーツとして売っているのは横浜で見た店のなかでは東急ハンズだけだった。ヨドバシカメラにはあるんじゃないかと思っていたがなかった。
 
 裏のネジを全部外すと文字盤にムーブメントが着いた状態で外せる。
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 針を抜く。針は軽くするために細い/薄いので軸の部分をつまんで引っ張る。短針長針もロングノーズプライヤーなどで軸を挟んで抜く。針は交換用のものを選ぶ際に長さや色やデザインの見本として必要。文字板厚さもノギスで挟んで測る。7mm弱。板厚7mmまで対応の電波時計ムーブメントを買いにヨドバシカメラ・東急ハンズに出かけた。
 ヨドバシカメラの方が店舗は圧倒的に大きいが、クラフト・ホビーとなると模型などのプラスチック製品・オタク文化を象徴するようなフィギュア等になってしまい、キットや出来合いの素材を使わせるものが全てであり、時計のムーブメントと針だけを提供して残りは自分のデザインに合わせて素材を調達して加工してねというような突き放したような品は少ない。
 すぐ近くに昔よりもかなり規模を縮小した東急ハンズがあって、そちらの方がこういった素材が多い。
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 文字盤から旧型のムーブメントを取り外す。文字盤の裏にネジ二本で固定されているように見えたが、それらを抜いても取り外せないので他にネジが隠れているのだろうとどんどん分解したがネジは発見できなかった。
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 なかなか分離しないのでバールをねじ込んで引き剥がした。ご覧のように両面テープでも固定してあった。強力な粘着性ゆえ合板の表層が一部持っていかれた。壁側なので見られることはないが、仕上げの際に床用の凹み集成材でも塗り込んで目立たないようにしておこうと思う。
 単一電池2本を収納する枠とムーブメントの組み合わせは買ってきたムーブメントに比べると大きさがこんなにも違う。文字盤や木枠やガラスが絵画用の額と同じようにかなりの重量なので、旧式のものだと電池の重みがさらに加わりかなりの総重量になったが、これで大きく軽量化できた。また汎用性の高い単三電池一本だけで作動するのもありがたい。電波を受信して時刻修正を行うのでもしかしたら単三型充電池でも大丈夫かもしれない。
 取り外し・取り付けに必要なナット回しは買ってきたムーブメントに付属している。
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 新しいムーブメントを文字盤に取り付けたら、秒・分・時の元の針が新ムーブメントの軸に挿さるのかどうか試してみるが、秒針以外はそのままでは如何ともしがたいほどサイズが違う。針の方の穴を広げられるかどうか検討したが、デリケートな薄いアルミ板が加工の際に捻れてしまうので諦めた。似たようなデザインの新ムーブメントと同じメーカーの針を買ってくる方が良さそうだ。
 旧ムーブメントはプラスチックと金属に分別して廃棄することにした。いくつか小ネジだけ収集しておく。
 電池ボックスを見てみると下が-極、上が+極となっていて並列接続ぽいが、配線を見ると直列になっていたことがわかる。当時の時計の電気使用量がかなり高かったことがうかがえる。
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 木枠の部分に嵌ったガラス板を洗浄する。まな板の上に置いて食器用洗剤を含ませたスポンジで油膜やそこに生えたカビの痕跡などを除去する。メラミンスポンジがあれば作業が早く済むと思われる。昨今の地震の頻度の高さを考えるとガラス板には飛散防止用のフィルムを貼る方がいいのかもしれないが、2011年の地震(震度5+)でもうちでは何も落ちたり倒れたりしなかった。枠の汚れも乾拭きして磨いておく。
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 後日、針を購入してすべて12時の方向に直列するように取り付けて、文字盤と枠をねじ止めし、歯車固定用のピンを抜き、電池を入れれば使用開始となる。
 この壁掛け時計の裏を見ると購入店のラベルが貼られている。メーカー名と製造年月日のラベルも貼られているが、年月日の文字はゴムのスタンプで押されていたのであろうか。完全に消えている。おそらくは引越しの際かなにかに祖母が送ってくれたものであろうと思う。1980年前後の製品ではないかと思う。これを吊るす際にフック穴を直接使わず、投げ釣り用の力糸12号部分を撚ってさらに太くして両端にループを作って、それで吊り下げる高さを20センチほど下げている工夫をしているので、横浜に引っ越してきたころにはあったことになる。こんなに質感の良い時計は今買えばかなり高いので、そのまま使い続けても良かったのだが、単一電池を使うような製品は、例えばハロゲン球の大光量の懐中電灯MAGLITEとかラジオ付き非常灯とかガスの点火装置用ぐらいだったが、それらは単三充電池に単一電池化用のケースを被せて用いている。MAGLITEはLEDに交換してあるのでこれで充分なのだ。ラジオ付き非常灯は経年劣化でプラスチックがもろくなっており、防水用のパッキンもひび割れていたため廃棄した。ガス点火には点火の際だけ火花を飛ばすのに若干の電気が必要で、大きな容量の電池は必要ない。
 あとはこの時計だけだった。売ろうと思えば売れたかもしれないが、別のガラス製枠を使った置き時計の再生が難しかったことから廃棄したので、この時計を活かしたかった。早く壁に設置したい。

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by hills_mountains | 2018-05-30 23:59 | 家電や住設のメンテナンス/修理 | Comments(0)

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