人気ブログランキング | 話題のタグを見る

チェーンソーに自転車のバーテープ

 うちにずっとおいてあったfi'zi:kのBAR:GELをチェンソーのハンドルに仕込むことにした。ハンドルの太さは25mm、長時間手にぶら下げていると握ったままの格好で指が固まってしまうのではないかと思ってしまう。今のところ振動はあまり気にならないのだが、もう少し太いバーの方が良いのでゲルとテープを巻いた。テープは最近山の手入れの関係で知り合いになった自転車屋シコーバイシクルサービスで購入。ここはお店の半分がカフェになっている。最近イタリアンのお店が入っている。一通り店主と色々話していたら喉が乾いてしまったので、新規のお客さんが訪ねて来て店主が応対するのをきっかけに、コーヒーを注文。今日は昼食を済ませてから来てしまったのでコーヒーとティラミスを食べて来た。

 夜うちに帰って来てから巻いて見たが、なかなかいい。ドロップハンドル片方分でチェンソーのハンドルを覆うことができた。残りの一本は今巻いてああるものが汚くなったら交換するのに使える。巻き始めと巻き終わりにテープを巻いてお仕舞いとしたかったが、剥がれてくると見苦しくなると思ったので、タコ紐を巻きつけて飾りとした。これは釣り竿などの柄やリール固定金具やガイドを取り付ける際に使う技法と同じ。巻きが緩まないようにすぐそばにあった裁縫用のボンドを塗り込んでおいた。
チェーンソーに自転車のバーテープ_b0113219_02035064.jpg
 
 夜はホームセンターで工具を購入。チェーンソーに付属していたスパークプラグレンチは精度があまり良くない。それに説明書にあるような締め付けトルクを守った整備をするならば、トルクラチェットレンチを使いたい。トルクレンチは自転車用のがあったのであとはソケットを買えば良いのだが、自転車用のトルクレンチは差し込み角が6.3mmと小さい。13mmのレンチソケットはあったが16mmのディープソケットは6.3mmようには生産されていない。9.5mm用のソケットを6.3mmのレンチにつけられるようにアダプターも買った。 山に携帯するにはトルクレンチは重すぎるので、携帯用には柄の短いレンチを購入。トルクスビット(T27)ソケット(差し込み角6.3mm)を通販で買えば、チェーンソーのナット、プラグ、主なネジは外せるようになる。しかも角やネジ穴を舐めたりせず、ラチェットで取り回しよく作業ができる。良い工具は遊びが適切で本当に安心して使える。
チェーンソーに自転車のバーテープ_b0113219_02034998.jpg
 
 ガイドバーを固定するナットも失くす可能性が高いので予備を買っておいた。ネジの口径とネジ山の間隔(ピッチ)とレンチのサイズが合えば純正でなくても問題ないだろう。
 ソーチェーン目立て用のヤスリも3本購入。
 
 ホームセンターではエンジンオイルも観察。一番安いスクーター用2ストロークエンジンオイルの等級はFB、チェーンソーには絶対に入れたくない等級だ。もしかしたら私が所属しているNPOが準備している混合燃料にはこのような不純物が多く白煙防止剤が添加されているものなのかもしれないと思っている。メーカー物でも最高級のFD級の他にFC級というものもあった。自分のチェーンソーの取扱説明書にはチェーンソー用に作られたFD級なら50:1、FC級なら40:1で混合せねばならない。潤滑性能がだいぶ違う。しかもオイルを多く混入させなければならない分、排気は汚くなる。エンジン周りの汚れがひどくなるだけでなく、作業者の顔にマフラーの出口が非常に近いので排気が汚いのは健康上よくない。やはりNPOの混合燃料も高潤滑性でクリーンなものにしてもらいたい。値段は倍くらいになるのだが、ソーチェーンオイルと違ってドバドバ消費するものではないし、人と機器の健康をないがしろにしてケチるとメンテナンスに手間と金が余計に買ってしまう。
 目先の得ばかり考えないことだろうなぁ。燃料タンクの素材もスクーターとチェンソーでは全然違うしなぁ。チェーンソーの燃料タンクの劣化に結びつくような成分が入っていてはいけないしなぁ。
チェーンソーに自転車のバーテープ_b0113219_02034952.jpg

by hills_mountains | 2019-11-26 23:59 | 山林作業ボランティア | Comments(0)

このブログ内の自転車整備やDIYの記事を参考にする場合、読者の責任において取り組むようにしてください。


by hills_mountains
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31