不適切なフック型カッターを修正
2020年 01月 24日
目立てゲージによって正しい角度・高さでヤスリを動かして切削角を修正した結果が写真左下。
写真右下は修正後の刃の形。今回は上刃切削角度が修正できた状態で止めておいた。今後チェーンソー使用毎に正しい目立てをしていけばさらに修正が進んで上刃と横刃が同時に研げるようになり、より理想的な刃形に修正されていく。
ヤスリを当てる位置が低すぎて下の方ばかり擦っていると上刃がとり残されて庇のようになってくる。それでもなお同じやり方で下へ下へと擦っているとヤスリが上刃に当たらなくなる。当然、切れ味が悪くなる。
写真下は目立てゲージでヤスリを当てる高さを正しくして写真上のフック型の刃を上刃切削角60°に修正した結果。この角度で研ぐと大鋸屑が短冊状になり、押しつけなくても機体の重みで気持ちよくガイドバーが材に食い込んでいく。作業時間が短いので体力も温存できる。