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刈払機のエンジン排気孔とマフラーの掃除

 山林でも農地でも河川の土手や市街地でも、草刈りをしなくてはならない場所は非常に多く、だだっ広い場所ばかりではないので草刈りのための大型機器を使えない場所も多い。昔から活躍している機械といえば棹の先端に丸い鋸刃が付き、もう一方の端にエンジンが付いた草刈り機だ。使う業界の人たちの間では刈払機と呼ばれているが、パソコンで一発変換できないのであまり一般的な言葉ではないようだ。
 日常的によく使われる機器であるがきれいに使われている機が少ないという印象だ。実際、機械は便利だけれどもメンテナンスの仕方がよくわからないという人も多いようだ。
 チェーンソーと同じく刈払機も小型の2サイクルエンジンが付いている。2サイクルエンジンではガソリンと潤滑油を最初から混合してあるものを機器のタンクに入れ、空気と混合した状態でエンジンの燃焼室に送られる。オイルは潤滑もするがガソリンと一緒に燃焼して排気される。そのため、ガソリンとオイルの混合比を守らずオイル過多にしたり、ガソリンをオイルと混合させたのちに長期間使用していなかったものを燃焼させたり、燃料供給・吸気系統のフィルター類を目詰まりさせたまま機器を利用したりすると、不完全燃焼によりエンジンが汚れ排気も煙粒子が多く混じり色が濃くなる。当然燃え残ったものはエンジンやマフラーにも付着し溜まってくる。
 以下は私が所属する山林保全の会のRYOBI EKK-2370という機で2012年に販売されていたものだ。一番古い1990年代中頃の機器に比べたら比較的新しいものだが、マフラーや排気孔の点検と掃除は最低でも使用時間が積算で100時間毎くらいにはしなくてはならない箇所なので、ここまで汚れていてはいけないのだと思う。また使用頻度が少ない機の場合、積算使用時間が100時間にならないまま1年経ってしまうこともあるだろうが、長期間放置された汚れは粘りが増し果てはガリガリに硬くなって固着する。100時間を待たずに、半年に一回くらい状態を確認するようにすればパーツクリーナーを浸み込ませた布で拭うだけで金属面が現れて綺麗になるはずだ。
刈払機のエンジン排気孔とマフラーの掃除_b0113219_02000944.jpg
 まずEKK-2370のプラカバーを取り外してウエスで清掃。エンジン回りも見通しやすくなりエアコンプレッサーとブラシで清掃。マフラーとシリンダーの排気孔はかなり汚れていたが、固着の程度は中、竹の割り箸を鑿のように鋭く削ってタールやカーボンを掻き落とした。マイナスドライバーなどもっと硬い物でこそげたり紙やすりで磨く必要はなかったが、時間はかかった。もうひとつのRYOBI EKK-26もやりたかったのだが、丁度いいサイズのトルクスレンチがなく断念した。カバー内側の油泥汚れとエンジン周りを清掃して終えた。こちらの方が汚れていそうだ。



by hills_mountains | 2020-02-13 23:58 | 山林作業ボランティア | Comments(0)

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